島の生活3日目。

ダイビングの教材が届きました。
しかも届き方がすごい。宅配便とかではないのです。
ダイビングスクールのスタッフから電話がかかってきて、今どこにいますか、と聞かれたので、「えーと、浜のスーパーマーケットです。」と答えたらすぐに車でやってきて教材を渡してくれました。
この島は東西に細長い形をしているので細いところは南岸から北岸まで歩けない距離ではないのです。実際歩いてみましたが、丘のてっぺんからどっちの岸辺に行くのもだいたい30分ぐらいで行けます。問題は目印がないこと。この椰子の木を左だっけ、みたいなかんじ。
目が覚めるほどの美しい白い砂浜も、サンゴ礁も、熱帯魚も時期によってはウミガメやイルカも全て「あー今日暇だな、何かしようかな」と思ってトコトコ30分も歩けば見られるのです!!
今日も浜へ歩くこと30分。
ワンジョビーチというサンゴ礁でかためられた白い美しい浜へ行きました。

ワンジョビーチは日曜だというのに相変わらず貸しきり状態。
遠浅の浜のサンゴの穴にたくさんの青や黄色の熱帯魚が泳いで時々足をパクパクとつついてきます。

浜には何だか誰かが隠れて住んでいそうな岩場がたくさんあります。
ソテツがたくさん生えていて、そこだけ見ると無人島に来たみたいです。
この浜から島の東北端に行くとフーチャという美しい海岸があります。この海岸はゴツゴツとした険しい岩を降りていかないとたどり着かないので、一瞬躊躇しますが、眼下の景色があまりに美しいのでやっぱり降りていかずにはおれません。

フーチャにはたくさんのウミガメがいます。
私たちが行った時も3~4匹ぐらい大きなウミガメを見ました。
「ここは俺の縄張り」とでも言いたいのか何度も顔を出して近づいては潜り近づいては潜りしてこちらを見ています。

この4日間観光客は一人も見ていないのですが、もしかしてそれで良いのかも。この美しい大自然が守られているのは島の人たちが島の自然にことさら世話を焼くこともなく、かと言って荒らすこともなく、ずっと昔からそうしていたように自然に暮らしているからなのかも。

繁華街(と言っても特に町があるわけではないけれど)のバーで遅くまでオリオンビールをしこたま飲んで夜道を歩くと、突然道路にたくさんの街明りが!!

ええっ?こんなところにも集合マンションか何かが?と思いきや、これは島の名産電照菊の畑なのだそうです。島の人だけではなく、中国など外国からも移住してきてやっているんだって。たくさんの光は苗に当てる照明だったのです。
ところで、島の珍味をスーパーマーケットで見つけたので紹介します。
こちらが豚の頭。

売っていると聞いていたけど、こんなにきちんとパックになってるとは知りませんでした。
そして瓶詰めの魚。瓶を振ると泳いでいるように見える、結構勇気のいるつまみです。

こちらは島バナナ。

ドラゴンフルーツは消防士の森さんからもらいました。

炒め物に使うパパイヤ。

そうちゃんがイカ釣りで釣ってきたイカ。おいしかったでーす!!