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ワカのサンキューブログ
人の心を動かしたい。社会を変えたい。
無事帰国しました。
インドから戻ってきた一週間を除いて、ほぼ3ヶ月水をあげることができなかったおひとりさまのベランダの植物の生存確率は約5割。
多肉植物が強かったみたいです。
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そしてなぜか植木鉢が2個割れ、どこからかスポンジが飛んできています。

帰国後からすぐ、3日後にせまるジョイセフ今年一番のイベント、MODE for Charityのプレス対応にどっぷりつかっています。おかげで一番やらなければならないブログでの告知を忘れそうになっていました。。。(汗)

http://www.modeforcharity.jp/


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【MODE for Charity 2011 プログラム内容】

・日時 2011年12月10日 (土) 15:00~17:00
・会場   ラフォーレミュージアム原宿 (ラフォーレ原宿 6F)
・定員 400名 (キッズスペース、授乳室完備)
・入場料  4000円 (スタンド席:3000円)
※入場料はすべて、妊産婦のために寄付されます。
(2000円がタンザニアの妊産婦へ、2000円は被災地の妊産婦へ)

【プログラム】
・冨永愛さん × 建築家 遠藤幹子さん ザンビアトーク
・hitomiさんライブ 
・土屋アンナさんライブ 
・マギー審司さん× 冨永愛さんトーク
・被災産婦さんを囲んで5人のママトーク (冨永愛、土屋アンナ、hitomi、被災産婦、ジョイセフスタッフ)
・世界中のママに贈る新曲(冨永愛作詞 × 布袋寅泰作曲)を披露

◆チケットのお申し込みはこちらから
http://www.modeforcharity.jp/charity_event.html

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c0223065_058063.jpgイベントでは、冨永愛さん、土屋アンナさん、hitomiさん、マギー審司さんなど豪華ゲストを迎え、被災地、そしてタンザニアの妊産婦についてのトークショーとライブを予定しています。


今日はイベントの親善大使を務める冨永愛さんの事務所で取材対応。冨永さんとは久々の再会でうれしくてハグしてしまいました!冨永さんも、「ちょっと今回のイベント盛りだくさんですごく楽しみ!」と張り切っている様子だったのでイベントはかなり盛り上がること間違いなしです!!
私は受付のプレス対応してますが、もしいらっしゃる方がいましたらぜひお声がけくださいね。

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出張後一週間、イベント準備の混乱の渦中、このイベントの意義、広報の意義について考えていました。たくさんの人の心を動かして、行動を促したい。社会を変えたい。何をどうやることが一番効果的なんだろうな。

そう考えるたびに、この二ヶ月の海外研修で出会った多くの運動家、社会活動家の面々を思い出します。それぞれの人たちに刺激され、もっとがんばらなければ!と励まされた二ヶ月でした。でも、そういう人たちとは全然違う視点をくれた出会いもありました。ドルカスのことです。この一週間彼女の言葉が耳からはなれないのです。

「私、何度も何度も壁にぶつかって、それも大きな大きな壁で、とうとう諦めてしまったのよ。今から頑張ろう、世界を変えようとしているワカのような若い人たちに言いたくはないけれど、悔しくて悔しくて ボロボロになって、大声で叫んでも本当は何も変わらないのよ。私、疲れてしまったの。涙が枯れちゃったのよ。」

ドルカスは、11月にワシントンDCで3週間のホームステイをさせてもらった家のホストマザーです。

ドルカスと娘のアイーシャ
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彼女はケア・インターナショナルというイギリスの巨大な国際NGOでアフリカの妊産婦保健のプロジェクトを長年担当してきました。タンザニアには17年住み、そこで一人娘アイーシャを出産。シングルマザーで育児をしながら、数々の女性運動を指揮し、彼女の運動のおかげでタンザニアの女性の健康に関する法律やサービスが次々と整備されました。

一番大きな功績はタンザニア女性ジャーナリストの会を作ったことだと思います。それまで語られなかった女性の問題が次々と新聞に掲載され、そのプレッシャーで大統領がタンザニアの妊産婦保健を中心課題として位置付けることを宣言するまでになりました。しかしあまりに急激で大きな変化を促してしまった彼女はタンザニア政府に目を付けられ、今後の生活のことも考えてアメリカのケア・インターナショナルに移籍することになったのです。

「あの頃のことを思い出せば今でも興奮するわ。女性たちが自分たちの健康のために立ち上がって、法律を変えていくのを目撃するのは最高だった。でも結局それは一時的なものにすぎないのよ。選挙のリップサービスでいいように使われて、結局それはブームが過ぎたら忘れ去られてしまう。汚職にまみれた大臣や担当官を説得しに話に行く度に、彼らは何て言ったと思う?『農村の女性は教養がなく頭がわるい、だから出産で死んでしまうんだ』と。『そんな場所にサービスを提供したってしょうがないんだ』って言ったのよ。」

ドルカスはアメリカに移住後、食糧支援プログラムへの配属を自ら申し込みます。政治的なドロドロに巻き込まれ、ボロボロになってしまった彼女の心は疲れ果て、もう女性問題に取り組む力をなくしてしまったのだと思います。

ドルカスは今でも、アフリカの妊産婦の話が話題にのぼると、胸がキューンと痛くなるそうです。女性の健康、教育、地位問題が多くの他の問題の根幹にあることをドルカス自身が一番よく知っているからです。
「でももう女性問題からはサヨナラした。もう辛い経験をしたくないのよ。」

ドルカスが引き起こした女性運動はタンザニアの女性たちの意識を変えました。
でも意識が変わった女性たちにタンザニアの社会がついて行かなかった。あるべき社会の姿を知ってしまった女性たちは壁にぶつかります。ドルカスは政治的なしがらみがなく且つ成果が目に見える食料支援に移りますが、一緒に仕事をしたタンザニア人女性はいまだ必死に活動を続けています。そのことが心残りでならないドルカスの胸は今でもキューンと痛むのです。

毎晩のディナーでのドルカスとのディスカッションは、私にこの二ヶ月の「妊産婦保健の広報」に関する研修において、全く違う視点をくれました。道のりは長く、多くの人が力を注いできたけれどまだ全く解決できていない問題。政治的な敵の多い問題。女性の健康と地位、その中でも「性」、そして「妊娠、出産」の問題はそう簡単には解決できない問題なのです。

アイーシャと寝起きの私。。。
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ドルカスがMODE for Charityを見たらなんと言うかなあ。「ワカ、がんばってるじゃない」と言ってくれるだろうか。イベントが終わったらドルカスに報告のメールをしようと思います。一人でがんばる必要はないし、活動をやめたことに責任を感じる必要もない、みんなが世界中で手分けしてやればいいんだから、と思ってくれたら。

土曜日に原宿で会いましょう!!
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by joi-waka | 2011-12-08 01:18 | お仕事中
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