ブログトップ
ワカのサンキューブログ
ネパールの村の出産事情
この一週間、毎日毎日、Dr.タパと村をまわって、聞き取りをして情報を集めてきました。

c0223065_15542236.jpg


村のことはDr.タパにもわからないから、一つ一つ全部聞いて確認しなければなりません。


道路はザンビアやインドの農村に行くときと同じように、一つの村に行くのに、がたごと道を2時間は移動します。
きっと日本なら30分で着くのかもしれない場所ですが、雨が降ると大きな水たまりができ、それをよけて運転しなければならないし、家畜やバイクがメインなので、全然飛ばすことができずとても時間がかかります。

幹線道路もバイクが主役。
c0223065_15462938.jpg

そして、バッファローも悠々と。(ヒンズー教は牛は食べないけどバッファローは食べるんだって。ステーキは牛肉みたいでした。)
c0223065_1545976.jpg

ヤギも堂々。
c0223065_16112387.jpg

ほろ馬車も負けじと。
c0223065_15531286.jpg


子どもを9人産んだお母さんの家で聞き取り。
驚いたのは、ほとんどの子どもはこの家で自分で産んだんだって。

9人目は生まれたばかりで、もう歩くこともできないほどお腹が痛むのだそうです。「子宮脱」と言って、子宮が外に出てしまう病気になっていました。多産の女性がなりやすいのだそうです。7人目の子を産んだころからそうなったということです。8人目と9人目の出産は相当な痛みを伴ったに違いありません。
c0223065_1633261.jpg


産むときは床には何もひかずに土の上にそのまま産み落としたんだそうです。胎盤はどうしたの?と聞いたら、出てきたものは全部葉っぱに包んで外に埋めたって。
へその緒はこの鎌で切った、とお母さん。
c0223065_885069.jpg

その時の彼女の痛みと恐怖をおもうと、「母強し」、と言っていいのか複雑な心境。


2番目の子どもは何かわからない病気で2歳で亡くなったそう。
他の子も何人か病気みたいでした。
でも次もここで産むんだろうな。


次に病院のない村での妊婦健診の様子を見に行きました。
先生は中国で医師免許を取ってかえって来た若い医師。

c0223065_15482445.jpg


c0223065_15481532.jpg


先生の診療所に寄ってみました。
c0223065_15473675.jpg


診療所に乳幼児健診に来て帰る女性たち。この灼熱の太陽の下、赤ちゃんを抱いて2時間は歩くのだそう。
c0223065_8401853.jpg


乳幼児健診では育児クラスがあるのでお父さんも来ます。

すごくラブラブそうだった、マハト夫妻。赤ちゃんは長男、生後3カ月。
c0223065_154772.jpg

お父さんがお母さんと赤ちゃんを乗せて自転車をこいで帰ります。家までは30分ぐらいだそうです。なんだか羨ましいうしろ姿。
c0223065_8133557.jpg

おなかが痛いお母さんがこのクリニックに来て、治療をしてもらって避妊ピルをもらえたらいいのにな。。。

お腹の痛いお母さんとラブラブのお母さんのことを考えながら、ちょっとハニーが恋しくなって窓の外を見ると田んぼの中に虹が!
c0223065_1559434.jpg

[PR]
by joi-waka | 2012-08-14 12:46 | インド・ネパール
<< 少子化取材しちゃいました、当事... カラフルネパール >>