ブログトップ
ワカのサンキューブログ
被災地の女性に寄り添う~冨永愛さんと被災地訪問②
c0223065_15583194.jpg

いろいろ悩みながらも、冨永愛さんとの被災地訪問の報告2回目。「全3回」と言ったけれど、たくさんの素晴らしい出会いがあって、いろいろ書きたいことがあるので4回ぐらいになりそうです。。。

今回は私が心から尊敬する職業、助産師さんについて書きたいと思います。
c0223065_1414748.jpg



女性に寄り添う
ジョイセフで働いていると、農村やへき地、被災地の助産師さんに現場でお世話になることが多いです。

アフリカや東南アジアの出張で会った助産師さんたちは皆大らかで肝が太く、どことなく神がかったような雰囲気があります。ザンビアでお世話になったアルバティーナやミセス・カポタなどがそうです。
助産師アルバティーナの話はこちら

2008年に国分寺の矢島助産院の矢島床子先生との出会いは衝撃的でした。開業助産師として20年3000人を取り上げてきたカリスマ助産師さん。もしどこかに神様とか天国とかいう場所が存在するのだとしたら、矢島先生はそこと国分寺を行き来しているのではないかというほど、どこか人間を超越したようなところがあります。
「助産師さんは天使の代理人なんだ」
と誰かが言っていたけれど、地球に命を生みだすお手伝いをしているすごい人たちなのですよね。

先週行った岩手県釜石市でも、やはり天使の代理人というか、天使そのもののような助産師さんにお会いすることができました。
案内を担当してくださったのは勤務助産師の秋葉さん。

岩手県釜石市の勤務助産師さんたちと交流する冨永さん
(一番右が秋葉さん)
c0223065_15153033.jpg


釜石市には岩手県立釜石病院という地域の中核病院があります。この病院は3年前から産婦人科医がゼロになり、院内助産システムを取り入れて助産師外来を行っています。この地域で生まれる赤ちゃんのほとんどが助産師さんの手で生まれているのです。

だから秋葉さんのような勤務助産師さんはどこを歩いても、「秋葉さん!秋葉さん!」と声をかけられます。みんな秋葉さんにお世話になって産んだお母さんたちです。

秋葉さんが集めた被災地の母子の皆さんと交流する冨永さん。
在宅避難されている妊婦さんもいました!
c0223065_13372688.jpg


同行したフォトグラファー、レスリー・キーさんもすごく楽しそうでした!
c0223065_13414860.jpg

津波の被害を受けて、近隣の山田町や大槌町の妊婦さんたちも釜石市に避難してきています。その妊婦さんたちにとっても秋葉さんは心強い存在です。
「元気にしてた?」
「大きくなったねえ」
ニコニコ話しかける秋葉さんに皆癒され、安心できるんです。秋葉さん自身もこの震災で大変な思いを経験していますが、毎日ワハハと笑いながら勤務日以外の土日も被災地の女性に寄り添うために奔走しています。

今被災地では産後うつの症状を持つお母さんが増えています。
震災で家族や知人を亡くした悲しみに加え、避難している場所での育児のストレスが原因だそうです。
共同通信:【被災で産後うつ】幼子抱え心に負担 3人に1人「高リスク」
http://www.kyodonews.jp/feature/news04/2011/06/post-3696.html


産後うつは悪化すると本格的なうつ病になり、自殺や子どもの虐待につながる危険性があります。
被災地の助産師さんたちは今、産後うつの女性たちを支援するため、在宅避難をしている女性たちの家庭訪問を行っています。勤務助産師である秋葉さんのような助産師さんたちは土日を使って家庭訪問をしなければなりませんから休む暇はありません。

それでも笑顔で女性たちに寄り添う助産師さん。
「ストレスで母乳が出なくなった。」
「子どもの体重が増えない。」
相談はひっきりなし。被災地の女性たちにとって彼女たちの存在は欠かせないものとなっています。

当日冨永さんとの座談会にお集まりいただいた釜石市、大槌町の妊婦、母子の皆さんありがとうございました。
(※掲載されている写真は全て参加者の掲載許可を取って掲載しています。)
c0223065_1421568.jpg



ジョイセフは日本助産師会と協力して被災地の妊産婦支援を行っています。また、全国の助産院よりありがたいご支援をいただいています。ありがとうございます。

↓私も秋葉さんのような女性になりたい↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
[PR]
by joi-waka | 2011-06-17 15:50 | 被災地支援のママたち
<< いい音楽を聞きながら育つ 現場で活動している人を忘れない... >>