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ワカのサンキューブログ
モーガン・フリーマンのインビクタス
Junさんが「インビクタス」を観に行ったブログを書いていたので、私も「インビクタス」のことを書きたいと思います。

インビクタスはここ何年か見た映画の中でも一番良かった!と思えるほど素晴らしい映画でした。何と言っても、奇跡的なストーリーの全てが事実に基づいているというのが感動です。ネルソン・マンデラ役を誰にするかマンデラ氏本人に相談したところ、モーガン・フリーマンにやってもらいたいと本人が言ったそうですが、本当にモーガン・フリーマン以外この役はやれないだろうと思うほど、とても重みのある人格を表現した素晴らしい演技でした。
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映画の中で、一番好きなシーンは、ラグビーのワールドカップが行われる南アフリカのスタジアムで全員が国歌「神よ、アフリカに祝福を」を熱唱するシーンです。それまでは黒人の反逆歌だと嫌っていた白人たちも一緒に歌っていてとても感動的なシーンです。

ちょっと話が変わりますが、国際協力の仕事をしたいなと思い始めた最初のきっかけは、中学1年の社会の授業だったと思います。当時、アパルトヘイト政策で人種差別を認めていた南アフリカ共和国に対して、世界中で非難が高まり、南アフリカ共和国は経済制裁を受けていました。

社会の教科書のテストに出る用語(黒くハイライトされている文字)に名誉白人(honorary whites)」という言葉が出てきて、先生が「日本だけは経済制裁をせずにダイヤモンドや金を輸入しているから特別に名誉白人と呼ばれているんだよ。」言っていました。「名誉白人である日本人は白人の行くきれいなレストランで食事をすることが許されています。あなたたちはどっちのレストランにいきますか?」クラスの全員が有色人種の方に行くと手を挙げたのを覚えています。

私も私の両親も、友達もみんな仲良く楽しく生活をしているのに、海外に行けば差別される側の人間であり、しかもそんなひどいことを自分たちにしている政策を応援して、ちょっといい待遇にしてもらおうなんて、日本の大人たちって一体どうしちゃったんだろう?って思いました。くやしくないのかな。ジャイアンに味方してのび太をいじめるスネオみたいだなと。どうしてこんな理不尽なことが、歴史ではなく、現在のこととして起こっているのだろうと。
多感な年齢だったこともあり、やりばのない憤りを感じました。先生の質問が今でも心につきささって、NGOで働くことになってからも色々な場面で思い出します。

私の中学生時代は、Japan as No.1、ベルリンの壁崩壊、ペレストロイカからソ連崩壊、そして反アパルトヘイト運動など、国際ニュースが1面を踊り、とても刺激的でした。世の中にまかり通る理不尽なことが、社会の大きなうねりによって変わっていく、変えられる!という興奮を味わったのを記憶しています。

それから20年。アメリカで初の黒人の大統領が登場し、G8からG20になり、中国が輸出世界一となり、南アフリカでサッカーのワールドカップが開催されることになり。時代は大きく変わりました。クリント・イーストウッド監督はそんな時期だから、このインビクタスの映画を作りたかったのかも。
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今日は二日酔いで家にいましたが、
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by joi-waka | 2010-02-11 20:06 | 仕事のことは忘れて
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